JOHN LOBB ダブルバックルあれこれ

 ダブルモンクの起源といえばジョンロブ。

今年はウィリアム誕生から75年ということで、ジョンロブはウィリアムをver.違いで色々展開しています。


左が通常のウィリアム。右がイヤーモデルのウィリアム。

イヤーモデルウィリアムはサイド部分の継ぎ目が無いので伸びやかな印象ですが、

よく見るとストラップパーツのパターンも後ろに伸びるようにちょっとだけ凝った仕様になっています。

トゥから甲にかけての流れに関しても、イヤーモデルのほうが若干低く洗練された印象があります。


倍近いくらいの価格差があるので何とも言えませんけど、やはりイヤーモデルはかっこいいですね。


それと、裏面はというかソールはプレステージラインと同じ仕様になっているようです。

最近のロブのソールの仕上げ、丸みがなくなって平坦になってきているような気がします。



他にもジョンロブのダブルバックルとして有名なのが、

フィリップ2ダブルバックル。

フィリップ2との共通点はキャップのパーフォレーションだけだと思いますが、

良い名前をもらったのか、コアコレクションとして長く定番化されています。

控えめかつ上品でドレスに使える、コーディネートの格を上げてくれるようなバックルシューズです。



ジョンロブの大定番

チャペル

7000ラストをスクエアにした8000ラストの代表作。

ホールカットで出来ているのが特徴です。

どことなくイタリアの風が薫るようなデザインです。

この意匠はジョンロブが発祥なのかわかりませんが、

実際にイタリア系のメーカーでよく採用されているデザインです。


私の普段の服装とは合わないので個人的評価はイマイチですが、

ジョンロブを代表する名作ですね。カッコいい人が履くとかなりカッコよく決まると思います。




既に廃盤となって久しい

ナセビー

一時期バイリクエストのみでオーダー可能だったり、

路面店限定復刻などもあったのですが、もう完全に手に入らなくなってしまいました。

シングルモンクのバックルの角度のまま、平行にバックルを重ねたデザイン。

ジョンロブ愛好家からの評価が高かった印象があります。

私もこのデザインはとても好きです。ラストと相性の良いデザインだと思います。



イヤーモデル

JL2010

個人的にジョンロブのバックルシリーズの中でベストだと思っています。

一枚革、極力ステッチを排し、ラストと革とバックルの美しさで勝負しています。


そういえば

JL2017

これもダブルバックルでしたね。

2010からバックルが変更になりU字のスキンステッチが加わりました。

スキンステッチが加わったことで、2010よりも重厚感が増したような印象があります。

全部乗せのような大変豪華なつくりです。



この中で私が所有しているのはJL2010だけです。

ポジショントークのようになってしまうかもしれませんが、

この中で一番良いと思うのは、やはりJL2010です。

次点でフィリップ2ダブルバックルかナセビーですかね。


みなさんはどのダブルバックルが好きですか?


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