JOEWORKS ハッチグレイン セミブローグレイジーマン

オーダーから約3か月半、
待ちに待ったジョーワークスが到着しました。


JOEWORKS ハッチグレイン セミブローグレイジーマン
ポリッシュも施していない出来立ての状態です。

ハッチグレインとはホーウィン社製のグレインレザー。
ロシアンカーフに見立てた縦横に走る皺が特徴です。
厚みと弾力があって非常にタフ。有名どころだとガジアーノ&ガーリングがこの革を使っています。

相変わらずきちっとした仕上がり。
毎回そうなのですが、つり込みや縫製等つくりについて不満に思う点が一つも出ません。

ドレスシューズとしては平均的なノーズの長さ。
トゥは丸みを帯びていますがセミスクエアのような雰囲気もあります。

この土踏まずのくびれと持ち上げ感。
見ただけで履き心地の良さが伝わってきます。
ヒールカウンター厚いというかしっかりしているので、型崩れもしにくいです。

内側はこんな感じ。

ハッチグレインはこんな感じ。とても力強い印象です。
ダミーの紐部分もしっかり作りこまれています。
良くありがちな細い紐をひゅーっと通したような弱弱しさではなく、
きちんと紐として見えるつくりになっています。

ハッチグレインが雨に強いということもあって、
ソールはビブラムを選んでみました。
実は私としては初ビブラムなので、減り具合や滑りにくさがどの程度の物か感じながら履いてみたいと思います。

そしてここは特注というか、多分リストにないオーダーだと思うのですが、
フルソック仕様にしてもらいました。
フィッティングが若干きつくなりますが、これは超おススメです!
足の包まれ感、踏み込んだ時のクッション性、足先の滑りにくさ、どれをとっても最高です。
通常グッドイヤーの革靴は、コルクが沈むまでは歩行に伴って足指が少し動いてしまい、つま先等が突っ込んで痛くなりがちですが、
この仕様にすれば全然滑らないので履き始めからそれが防げ、長時間の歩行もより快適になります。

うーん、この仕様ができることに早く気付くべきでした。遡って今までのJOEWORKSたちもこれにしたいなあ、、と思ってしまうほどです。


たしかハッチグレインがアップチャージ5,000円だったと思いますが、
おおよそ10万円程度でこの靴ができます。

正直、JL、EG、GGといった高級靴を買う理由が見つからなくなってしまうくらい
ジョーワークスはよくできています。
まあ足との相性があるので一概には言えませんが、私の場合はジョーワークスが一番足に合うようです。

ただ、まあそんなこといいながらJL、EG、GGをまた買うでしょうし、F&S社も気になりますし、WESTONもいいなあとか思ったり、、物欲は尽きないですね。。




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