ジョンロブイヤーモデル2021 JOHN LOBB year model 2021
SC(ショッピングセンター)関係者向けの展示会に行ってきました。
ここ数年でアパレル関係のテナントが激減し、
その代わりに、AIを駆使したレジシステムや顧客情報管理を提案するブースが近年多くなってきているようです。
アパレルの衰退は残念ですね。
良いものを真面目につくっている所はきちんと評価され、存続していってほしいものです。
帰りにジョンロブのイヤーモデル2020をチラ見してきました。
一枚革をぐるっと巻いたブラインドフルブローグ。
4色展開ですべてミュージアムカーフです。
ミュージアムカーフが悪いというわけではないのですが、オックスフォードカーフが欲しいのでスルー。
スルーといえば聞こえが良いですが、予算的に全然無理なので諦めですね泣
ということでJOHN LOBB 2020は諦めですが、早くもジョンロブ2021が発表されています!
レオンマガジンのインスタに掲載されています。
内側にXXlのステッチで21を表現しています。
ジョンロブイヤーモデル2021のテーマはずばりウィリアムです。
もろにウィリアムですね。。
でも細部が大きく違います。
スキンステッチで一文字を表現。
端まで縫いきらず、余白を残しているところがポイントです。
サイドの切替がありません。
ヒールはシームレスヒールになっています。
ここまででお気づきの方もいらっしゃると思いますが、
そう、このウィリアム。なんと一枚革で出来ています。
ラストは恐らく通常のウィリアムのラストだと思います。
まずダブルモンクを見てジョンロブのウィリアムだと気づく人がどのくらいいて、
さらにそのウィリアムがイヤーモデルの一枚革だと気づく人が一体世の中にどのくらいいるでしょう。
しかも、履き心地や耐久性に関して言えば、恐らく一枚革であることのデメリットの方が多いでしょう。
という具合に超マニアックな商品だと思いますが、このマニアックな方向、私は支持します。
ウィリアムの派生としてみると割高に感じるでしょうけど、スキンステッチ一枚革のダブルバックルのモデルとして考えれば、大変完成されたデザインだと思います。
2009、2010が同じく一枚革のフルブローグとダブルモンクだったので、大体10年周期で一枚革企画をやるのでしょうか。
価格は一体いくらになるのでしょうか。
見た目はとてもシンプルで好感が持てますし、もともとウィリアムのファンは多いと思いますので、一定の人気は出るのではないでしょうか。
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