JOEWORKS ジョーワークス 日本橋三越限定ラスト
東京駅周辺に用があったので、合間に知人と日本橋三越を見てきました。
リューアル工事を終えてから初めて行ってみたのですが、1Fは平日昼間にもかかわらず結構お客さんが入っていました。
2Fのメンズフロアはパーソナルオーダーサロンのスペースが拡充され、スーツやコート、そしてオーダー靴などが取り扱われていました。
私と知人はJOEWORKSを見るのが目的だったので、まずは靴売り場へ。
ひととおりぐるっと歩いてみましたがjoeworksの靴が見つからなかったので店員さんへ質問、
「オーダーの靴はどちらですか?」と聞いたらJM.WESTONとJOHN LOBBを案内されました。確かにオーダー可ではありますけど、、
私の聞き方が悪かったと思い、「JOEWORKSはどちらですか?」と質問し、ようやく案内していただきました。
オーダーサロンは靴売り場から離れたところにあるので、初見ではなかなか辿り着きにくいと思います。
たまたまなのかどうなのか分かりませんが、オーダーサロンのところにいたスタッフの方々の知識が全くと言っていいほどなく、
ラストは2種類(joe0とjoe6)、JOE6ラストで作れるデザインは3種類だけといわれてしまいました。。
正しくは、JOE0、JOE6、そして日本橋三越限定のJOE3254ラストの3種類があります。
自社の特注ラストを紹介し損ねるって、接客としては最悪だと思います。。
心が折れそうになりましたが、「もう一つラストがありますよね?」と聞いたらようやく詳しい方とバトンタッチしていただき、
3254ラストと、デザインについても色々紹介していただきました。
それでも、「10月〇〇日に職人が来るオーダー会が開かれますので、ご都合が合えばその際に計測していただいてご注文されるのはいかがでしょうか。」と、暗に今日じゃなくてオーダー会の日に注文した方がいいよと言われました。
・・・確かにラスト修正が伴う場合、職人さんに直接測ってもらった方が間違いないのでしょうけど、それって営業マンとしてはどうなのかなと。。
結局その方に計測してもらい、知人がラスト3254で下のセミブローグのスタイルで一足オーダーしました。
これが3254ラスト
エドワードグリーン202カドガンを彷彿とさせる丸さがあります。
日本橋三越に訪れる年配層向けに、甲と幅を出し、つま先に丸みを持たせたラストです。
確かに普段履いているJOE0よりもゆったりした足入れでした。
ただし基本設計とつくりの良さは相変わらずで、足への吸い付きは良かったです。
厚い靴下を履いたらリラックスして長時間快適に履けそうな靴です。
JOE0ラストのフルブローグレイジーマン
アノネイ?ワインハイマー?
御覧の通りビスポークを彷彿とさせる美しく完成された一足です。
これが10万円程度でデザインやラスト修正もできてしまうのだから恐ろしいです。
本当に自分の気持ちを素直に言ってしまうと、これほどよくできているとイギリスのJ,E,G社で既成靴を買う理由がないです。
ときどき光輝くデザインがあったら買うだけで、あとはもう全部JOEWORKSでいいんじゃないかとさえ思っています。
履き心地の素晴らしさは言わずもがなです。
アノネイ、ワインハイマー、ホーウィンハッチグレイン、CFステッドスエード、国産コードバンがありました。
ホーウィンコードバン、ZONTAミュージアム、イルチアスエードなどは無くなっていました。
あとキッドレザーも無かったですね。個人的にここのキッドは超超おススメなのですが。。
JOEWORKSは素晴らしい靴!でも三越の販売体制は全然整っていない!
正直言うと、ジョーワークスは三越でシニアを相手にするのではなく、
伊勢丹メンズ館で、革靴マニアを相手にバチバチに真っ向勝負をする方がいいんじゃないかなと思います。
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